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​当サイトについて

​当サイト『In memoriam 陸軍少将 濵田十之助』をご覧いただきまして、まことにありがとうございました。

当サイト管理人は濵田十之助の孫に当たります。本来行うべき現地調査や専門的な史料収集・研究などは、残念ながら行うことができませんでしたが、遺族のもとに残されていたわずかな史料は遺族にとって貴重なものであるだけでなく、日本の現代史・戦争史の一史料としても貴重なものであり、何らかの形で残しておくことができればという思いから、当サイトを開設する運びとなりました。

​参考にさせていただいた書籍、雑誌、ウェブサイトの著者、関係者の方々に心より感謝申し上げます。

当サイトは、戦争を美化しようとするものではありません。しかしながら、濵田十之助の軍人としての生き方、特に、ソ連進攻時の決断と行動は、軍人の本来の使命が人の命を踏みにじり略奪することにではなく、人々の命を尊び守ることにあるのだということを示してくれているように思います。

このサイトでは紹介することができませんでしたが、戦争で命を失った味方の兵士はもちろん敵の兵士たちの遺体をも、可能な限りていねいに葬っていた濵田十之助の部下の方々の姿を、歩兵第214連隊の史料から知ることができました。このサイトに取り上げた対ソ戦に関しては、停戦後すぐに孫呉に移動させられ、その後はソ連に連行されていますので、ソ連兵の遺体まで葬っている時間のゆとりはなかったと思われますが、​収容所での約5年の間、敵・味方ともに戦争で失われた多くのかけがえのない命を思いながら日々を過ごしていたのであろうということは、史料に書き残されている言動からも、発見された手記からも、察せられるように思います。

​濵田十之助が命を奪わなければならなかった多くの人々、守ることのできなかった多くの方々の冥福を祈りながら、サイトの編集作業を終えたいと思います。

一人でも多くの人々の命を救うために自分の命をかけて行動した濵田十之助の平和への思い、そして、人間はどのような困難な状況に置かれたとしても、人の命を守ることを最優先に行動することができるという希望を、このサイトを通して少しでも感じ取っていただけましたならば、幸いに存じます。

【追記】

​ 当サイトに掲載した以下の資料を平和祈念展示資料館http://www.heiwakinen.jp/に寄贈させていただき、資料館にて保管、活用していただけることになりました。

 

  • トップページに掲載した遺影写真

  • 「手記」に掲載した手記(サハリン公文書館所蔵物のコピー)

  • 「書簡」に掲載した書簡(俘虜用郵便葉書)4点

  • 「写真資料」のページに掲載した昭和11年撮影の写真2枚

  • 「写真資料」のページに掲載した昭和18年8月撮影の写真4枚

  • 「参考資料」のうち​『第六国境守備隊史』(第六国境守備隊史編集委員室編、全国璦琿会発行)

 

 その他の参考図書は、すでに、平和祈念展示資料館に所蔵のものがあり、閲覧できるそうです。

 資料寄贈を受け入れてくださいました平和祈念展示資料館の皆様に、心より感謝申し上げます。

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​当サイト『In memoriam 陸軍少将 濵田十之助』に関するご意見、ご感想や、関連のある情報などがございましたら、こちらのお問い合わせフォームよりお寄せいただければ幸いに存じます。

また、文中の誤りや不適切な表現などお気づきの点なども、ご指摘いただければ幸いです。​どうぞよろしくお願いいたします。

 

心よりの感謝と平和への祈りのうちに

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