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​シベリア抑留

​書簡

濵田十之助は、シベリアのハバロフスクの収容所から、少なくとも合計8通の書簡を日本に送ったものと推測されます。そのうち、3通は、長男である濵田 豊が所蔵していました。残りの5通の中には、家族に宛てたもののほかに、鹿児島の濵田次郎助(濵田十之助の兄)や、京都・宇治の辻利市氏など、家族がお世話になっていた人々に宛てて送られたものが含まれていると考えられます。現在の所在は不明です。

濵田 豊のもとに遺されていた4通の書簡のうち、3通は、前述のように濵田十之助がハバロフスクの収容所から家族に宛ててしたためたものであり、残りの1通は、濵田十之助に宛てて、日本の家族が寄せ書きして送った書簡です。この書簡は、同じ収容所に収容されていた方が、濵田十之助の死後も保管し、後に帰国した際に持ち帰ってくださったものと思われます。

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